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ボンベイセントラル駅での混沌

ここでは、「ボンベイセントラル駅での混沌」 に関する記事を紹介しています。
1995年2月24日

こうして、ボンベイセントラル駅に、ラジダーニエクスプレスはほぼ定刻通りに到着しました。
時間にして、朝の8時半ごろでしょうか。
このセントラル駅からさらに、チャーチゲート駅まで郊外電車で移動しなければなりません。

困ったことに、朝の通勤時間とあってかセントラル駅は人でごった返しており、
何となく殺気立った雰囲気が・・・

チャーチゲート駅へ向かう列車のホームはすぐにわかったのですが、
チケットをどこで買ったらいいのか、全くわかりません。
駅の外へ出てみたり、構内をあっちウロウロ、こっちウロウロしながら、
適当な窓口で聞いてみようとするものの、窓口が人で一杯でどうしたらいいのやら・・・

困り果ててウロついていると、
東南アジア系の顔をした人がいるではないですか・・・
もしかしたら日本人?何か知ってるかも・・?と思いつつ声を掛けてみると、
韓国人の人でした。

状況を説明して、チャーチゲート駅へ行きたいが、チケットをどこで買うか知っていますか?と聞くと、
手馴れているらしく、窓口へ案内してくれました。
人のごった返すあの窓口へ入って行き、見事チケットをゲットです。すばらしい・・・
多少の強引さは必要なんだなということを教えてもらった気がしました。

そして嬉しいことに、チャーチゲート駅まで案内してくれるとのこと。
日本でいう山手線みたいな感じの、郊外電車に乗車して4駅で、チャーチゲート駅です。
この電車がまたすごいのです。
我々の行くチャーチゲート方面はまだ空いているのですが、
逆方向となると、とても混んでいて、鈴なりになっているとはこのことか・・と思うほどインド人で溢れ返っているのでした。

この電車はたしか、ドアは手動式で開け放たれていたと記憶しています。
女性専用車もありましたよ。
日本の電車とはとにかくかけ離れていて、恐ろしい電車で、ただただ驚くばかりです。
こんな電車に4駅揺られて、ボンベイ(今で言うムンバイ)のチャーチゲート駅まで辿り着くことができました。

困っていると、何故か助けはくるものなんですね。
今思うと、旅のめぐり合わせって、本当に不思議だなあと思います。

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