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私の旅行記というか旅行雑感を書いています。Tripuncleのお店に来る人にも役に立てば嬉しいです。
ただのタイが好き、そして旅が好きなTripuncle代表の旅行ブログです。

時系列の問題があるため、左のバーにあるカテゴリーから読みたい記事をクリック願います。 途中からだと何の記事かわからないといったことが起きますので、カテゴリーから入ったほうが読みやすいです。


2015年12月にネットショップ「Tripuncleアジアの暮らし雑貨」をオープン。関連記事も書いていきます。 Tripuncle アジアの暮らし雑貨にて、少しでも旅に行った気分になっていただけたら、という想いを込めて。。

トリップアンクル縮小版


夜は、プラナンエリアの雰囲気のよいレストランで食事。
とはいっても、選べる所は限られている。5軒くらいだろうか。
各ホテルが、それぞれレストランを持っているので、皆それぞれ好きなレストランを選んで、食事をしているようである。毎日変えている人が多い。
ホテルが1つしかなかったら、もう選択の余地はないのだが、選べるのでまだましかと思う。

どこも、かなり雰囲気がよいので、ついつい長居をしてしまう。
メニューはタイ料理はもちろんあるが、西洋人の宿泊が90%以上のために、洋食中心のメニュー構成になっている気がした。パスタもあったので頼んでみたが、味はいまひとつ。
気になる値段は、流石にリゾートのために高めであるが、びっくりするほど高いわけではない。
日本の物価で考えたら、そりゃ安い部類でしょう。

最近はバンコクでも、イタリアンのお店が増えてきて、レベルも上がっている?と聞くが、このクラビのパスタも今行ったら、美味しくなっていたらいいのになあ。

食事が終わればみんなすることがないので、そのままそのレストランにずっと居て飲み続けるか、部屋に戻って早くにおやすみということになる。
何もないので、こうして早く寝るようになっていく。これこそが自然の摂理であって、本来の人間の姿はこうあるべきなんじゃないかと、考えさせられる。
夜は残念なことに雲が多く、星は多く見られませんでした。

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アジアのビーチホテル
プラナンを離れる日が近づいてきた。
最後に、プラナンビーチについて少し書いておきたい。

ここはライレイウエストビーチから、徒歩で5分くらいのところにある。
山道のようなところを歩いていくと、途中に公衆便所があって、その脇に紐で作られた梯子があり、ここから登ると見晴らしのよい場所があるそうだ。
僕らは、ビーチサンダルだし、なんとなく登るのもはばかられて行かなかったのだが、後から聞いてみたら行ってみた方がよかったのかな。景色はよいみたいですよ。

その登り口を通過して、山道をずんずん行くとプラナンビーチに出る。
ここは、沖合いにあるタップ島に比べたら、そりゃ透明度は低いのだが、プラナンエリアの中では一番綺麗なビーチであると思う。

プラナンには木陰がない、というか少ない。
かろうじて木陰を確保して海を見やる。やはりきれいだ。ほっとする景色ですね。
ここから直接アオナンエリアに行くこともできる。ロングテールボートの客引きもいて、しょっちゅうやってきては、「アオナン?」と声を掛けるが、顔は笑っていてしつこさは感じられない。さすが微笑みの国タイランド。

ところで、このビーチには隣接して、ラヴァヤディー・プレミアリゾートという高級ホテルがある。
このホテルは、クラビのプラナンエリアの中でも別格で、最高級のもてなしを受けられるに違いない。
いつか泊まってみたいものである。
このホテルの宿泊客は、ボートでプラナンに着いても海に足を浸けることなく上陸できるよう、特別な上陸用車両が用意されているので、ご安心を。
値段もそれなりだが、快適さは文句ないでしょう。


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いよいよ、プラナンエリアを去る。
陸の孤島なのであるが、また少し違った快適な滞在ができた。
車というものを、この何日間か見ていない。
こういったことが新鮮であり、また異なる感覚というものを見出させてくれた気がした。

今日もボートで直接クラビタウンへと思ったが、またしても5人集まらないと出発しない。
なので、アオナン経由でタウンへ向かうことにした。
プラナン→アオナン ボート
アオナン→タウン ソンテウ の2つの交通機関を使う。

まず、アオナンへのボートは簡単に見つかった。
ライレイウエストに行くと、ボートマンが声を掛けてきたので、それに従う。
料金は一人20バーツで固定されているようだ。
またもや、海に足を浸しながらロングテールボートに乗り込み、沖合いへ。
岬をぐるっと廻り込んで、アオナンまでは10分くらいだったろうか。
ここでも、砂浜にボートを突っ込んで停止。座礁ではない。終点。

またもや、じゃぶじゃぶと足を海に浸けながら、アオナンエリアに上陸。

ここは車が走っている。当たり前のことだが、また新鮮な感覚。

このアオナンエリアはホテルが多く、クラビといえばだいたいアオナンのホテルを指すことが多い。
もし予約の際は、そのホテルの立地をよく確認した方がよい。
クラビは大きく分けて、タウン、プラナン、アオナンの3つのエリアがあります。
お間違えのないように。

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ボートで着いたのが、アオナンエリア。

ここは多くのホテルが集まり、クラビの中心的リゾートエリアといったところだろうか。
しっかり整備された感もあり、なかなか快適な滞在ができそうだ。
プラナンのように何もないことはない。たいがいのものは何でも揃うだろう。
言ってみれば、プラナンよりは便利ということになりますか。

少しふらふらと付近を歩き回ってみたが、当時はまだそれほどお店も多くない気がしたのだが、
現在は、調べてみると、かなり良くなっていて、プラナンとは違ったリゾートライフができるはず。

のんびり派はプラナンがお勧めであるが、宿の数も限られていることから、もし行くならば事前にプラナンのホテルに予約を入れた方が、無難なのかもしれません。
いきなり行って宿がない!陸の孤島なので、帰れない!
という事態になったら困りますからねえ。

アオナンビーチは、それほど透明度は高くないので、
透明度を求めるなら、日帰りツアーに参加して沖合いの島に行くべきだろう。
但し日焼け対策は十分に越したことはないですよ。後で痛い目に逢いますから。
私などは、バックパックを背負うことが困難な状況でしたので・・・。

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アオナンエリアをちょこっと見終わったところで、ソンテウに乗りタウンへ向かう。
このソンテウという乗り物は、ピックアップトラックの荷台に座席を取り付けた乗り物で、こうしたタイの地方都市に多く走っている。
言ってみれば、これがバスのようなものである。

道端をふらふら歩いていると、プププとクラクションを鳴らしながらソンテウが近づいてきた。
どちらがタウン方向かわからないので、行き先を確認してみると、タウン行きだという。
早速荷台に乗り込むか、乗り込まないかというタイミングで、発車。
もたもたしてると置いていかれる。

一旦タウンとは逆の方向に、少し走った後Uターンして、タウン方向へ向かう。
いよいよクラビのリゾートエリアとはお別れ。
あーあ、次はいつ来れるのだろう。必ずまた来たいなあと思えるほどよい場所でした。

ソンテウの運転手は、ウォークマンを聞きながら、快調に飛ばす。
あまりにも快調に飛ばすので、荷台に乗っている乗客はしっかり捕まっていないと、振り落とされるくらいの荒い運転。おいおい
乗り合わせた、西洋人と、こりゃすごいねえと、顔を見合わせて、ため息。
まあ、タイの移動ではこんなことは、よくあること。
しかし、あまりにも荒い運転のため、辟易していたが、意外と早くタウンには到着したのでした。
(つづく)


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大変な飛ばし屋のソンテウ運転手にあたり、アオナンからここタウンまで、早かったのかよくはわからない。ただ、事故らずにここまで運んでくれたので、感謝です。

タウンに着いたら、早速、レストラン兼旅行代理店の「さくら」へ向かった。
今日クラビを離れるので、何とかもう一度と思っていたのだ。

「さくら」の由佳子さんは、私達が、プラナンで大変楽しかったことを話すと、とても喜んでくれ、次回に来た時は、バンブー島など、別の島に行ってみたら、もっと綺麗な海に出会えるかもと教えてくれた。
タップ島で見た、まるでプールのような海。あれ以上綺麗な海なんて、今は想像もできないが、必ず行ってみようと心に誓った。
店内に飾ってあった綺麗なバンブー島の写真。ああ行きたい。

バンコク行きのバスまで時間があるので、タウンを一回りする。
中心部はまったく大きくないので、全然歩いて回れてしまう。
ちゃんと歩いてみると、非常に落ち着いた感じの町で、小さなデパートが1件あった。
ここの店員も、暑さのせいだろうか。タイ特有のまった~りした、雰囲気をプンプン漂わせていた。
人は歩いているのだが、何となく暑さで、もう駄目よーといった風情。
こういう雰囲気は大好きなので、もう一晩クラビに泊まろうかと、真剣に考えたものだ。

いよいよクラビを離れる時が近づいていた。
(つづく)

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いよいよクラビを去る時がやって来た。
本当に名残惜しい感じがする。

「さくら」を後にして、ソンテウ乗り場へ。
今度はアオナン方向でなく、逆の方向、バスターミナル方面へ向かう。
停まっているソンテウの運転手に声を掛けて、バスターミナルへ行くのは間違いないか確認して、荷台に乗り込む。

やがてソンテウは出発。
夕方の時間もあってか、ソンテウは混んでいた。
野菜を買って家路を急ぐ人などなども多く、日本の通勤ラッシュとはまるで違う。
とにかく、のんびりしているのです。
「ああ、やはり日本の通勤列車の混雑は異常なのかもしれない」とふと考える。
そんな人々を、町の中のあちこちで拾いながら、バスターミナルへ向かうのであった。

アオナンからのソンテウとは違って、こちらは比較的安全運転。
ゆっくりとしたペースで、徐々にバスターミナルに近づいていく。
バスの出発時刻がだんだんせまってきたが、一向に到着しない。
「もし乗り遅れたら、このままクラビにもう1泊なんてのも、悪くないな」

バスの発車予定時刻は17:30。
現在時刻は17:05.果たして間に合うか・・・・
(つづく)


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17:30のバスには間に合うかどうか。
これを逃すと、チケットはパーになってしまうだろうし、クラビにもう1泊ということになる。
そうなってもいいのでは?クラビから離れたくない。という気持ちも正直に言って強い。

ソンテウのスピードは、アオナンから乗ったソンテウの3分の1くらいだろうか。
非常にゆっくりとした(そういう風になおのこと感じる)速度で、着実にバスターミナルへ向けて進んでいく。
何でこんなにも速度差があるんだろうか?
こんなにゆったりとしたタイの土地で、こんなにも運転に差があるのなんて不思議だなあと思う。
バンコクのタクシーは・・・

でも書いたことがあるが、やたらと飛ばす人、のんびり走る人の速度差があまりにも大きい気がしてならない。何故??ハンドル握ると豹変するんだろうか?

そんなのんびりの走行も終わりを告げ、やっと終点のバスターミナルに到着した。
17:20頃到着。はあやれやれ・・・
これで17:30発バンコク行きのVIPバスに間に合った。
とは言ってもここはタイです。
時間なんてあんまりあてにならないのであった。
(つづく)
→次はVIPバスについても少し書きます。


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クラビのバスターミナルに着くと、流石にまだバスは来ていなかった。
このバスが、果たしてクラビ始発なのか、どこからか来てクラビを経由していくのかは定かでない。

切符売り場のおじさんに聞いてみると、着いたら呼んであげるから待っていてね。とのこと。
17:30を少し過ぎたあたりで、バスが到着したらしく、
「クルンテープ!」(バンコクのこと)と呼ばれ、バスに案内された。

車体は見たところ普通というか、少し旧型のような気がしたが、乗り込んでみると、しっかりとした3列並びの座席であった。
ほぼ満席の状態。ということはどこか他の場所からやって来たのであろう。
客層はツーリストもちらほら見えるが、4分の3はタイ人であった。
がっつりとエアコンが効いていて、寒いくらいだ。

タイのエアコンの聞いた場所は、バスであれ、地下鉄であれ、デパートであれ、レストランであれ、何であれ、とにかく効き過ぎ。いや効かせ過ぎの傾向があり、これで風邪をひいてしまうツーリストも多いと聞く。気をつけましょう。

何日か前に怪しげなノートの記載から選んだ座席は、しっかりと空いていて、そこに腰を下ろすと、やがてバスはバンコクへ向けて発車した。クラビとはお別れ。
12時間ほどのバス旅の始まりだ。
(つづく)


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クラビから乗ったバスは、田舎町を抜けて走り出した。
バンコクへの長い旅の始まり。

乗り込んでしばらくすると、缶のコーラと菓子パンが配られた。
乗務しているのは、年配の運転士と、まだ若い車掌のような役割の男の子の二人。
どうやらこの二人でバンコクまで乗務するみたいだ。
運転士一人で1000km近いの距離を行くのだから大したものと思うし、いささか不安でもある。

このバスは、日本で言うとJRの夜行バスみたいなものなので、まだ安心感はある。
これがツーリスト専用のバス(バンコクのカオサンでチケットが売られているようなバス)だと、睡眠薬の入ったものを飲まされて、気絶している間に金品を奪われることもあるようだ。
または、バスの下の荷物室に泥棒が既に隠れていて、走行中に預けた荷物の中をゆっくりと漁ることもあるとか。

とにかく、ツーリストバスに乗車の際には気をつけてください。
貰った物は口にしない。預け荷物は盗まれても全然平気よというものしか、預けない。などなどの対策が必要になりますね。
無論、こういったJRバスみたいなバスだからといって、油断しては駄目ですよ。
まあ客層の4分の3がタイ人なので、睡眠薬はないとは思うのですが、絶対はないので念のため。


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さてクラビを抜けると、雨が降ってきた。
バケツをひっくり返す雨とはこのことで、すざまじい降り方。
どのルートで、バンコクへ向かっているのか定かでないが、田舎の細い道を走っているようだ。
ここはどこなんだろう?
私は現在地がわからないと不安になるタイプなのだ。

運転席と客室との間には、壁があり運転席はあんまり見えないのだが、隙間からはタイミュージックが聞こえてくる。運転席のみのカーステレオで、大音量で鳴らしているみたいだ。
おまけに、運転手と助手はぺちゃくちゃとおしゃべりに花が咲き、タイミュージックの大音量以上の声量で話しているようだ。この話し声もまた隙間から漏れてくる。

おしゃべり全開。
日本じゃありえない。乗務員がこんなんだったら確実に誰かがクレームを入れるだろう。

まあしかし、ここはタイですから。誰も文句は言いません。
タイという国は、こういう緩いところがあって、日本人の僕らにとっては、こうゆう光景は微笑ましく感じるものなのです。ああ何て良い国。力が抜けます。

やがて雨も収まり、日が暮れた。
バスはちょっとした大きな町の、日本でいうところの高速道路にあるサービスエリアみたいな所に入っていき、停車した。
他にもバンコクへ向かういろいろなバスが停まっていた。
ここで食事が用意されているという。
これは正しくVIPバスだ。
(つづく)



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食事のために立ち寄った場所は、助手の男の子によればトランということだった。
トランはクラビから比較的近く、空港もあるやや大きな町である。
そこの郊外のサービスエリアのような所であったと推測できる。

VIPバスのチケット代には、食事代も含まれているのだ。
今はどうなってるのかわからないが、当時はサービスエリアのようなところのレストランで、そのバスの乗客が一つのテーブルを囲んで、テーブルにあるタイ料理を食べるというもの。
初めは訳がわからないので、タイ人の乗客の後から付いていくと、レストランの一つのテーブルへ。
他のテーブルには、たぶんバンコクへ向かうのであろう、他のバスの乗客がテーブルを囲んでいた。
ほとんどの乗客ががタイ人なので、日本人が珍しいのか、食べろ食べろと、どんどん勧めてくれて、お腹がいっぱいになった。ありがたや。
食事の内容としては、チャーハンのようなもの、焼きそば、その他炒め物、お粥などなど。
味はともかくも、何となく楽しい雰囲気であった。

食事後もタイ人と行動して、バスに乗り遅れ、置いてきぼりを食らうのを防止。
とにかくバスの数が多いので、間違えやすいのだ。
南部からバンコクへ向かうバスの、ほとんどがここを経由してるんじゃないかと、思われるくらいの台数がここに集結していた。

やはり、運転士と助手は、乗客の人数の確認を適当にしている風だったので、置いてきぼりを食らう可能性もあり得る。
乗車する時は注意しましょう。
もし置いていかれたら、悲しいですよね。場所もどこか定かでないし・・・。
(つづく)


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食事の後は、夜中の道をバスは快調に走っていく。
ずーっと2車線はある大きな道だが、高速道路というわけではなさそう。

窓から見ていると、我々の乗ったバスは安全運転なのか、どんどん他のバンコク行きと思われるバスに追い抜かれていく。いったい何台のバスがバンコクへ向かっているのか・・・・

途中目を凝らしていると、ホアヒンとチャアムの町の中を抜けていった。
夜中なので誰も歩いていない。当然か。
チャアムではいくつかの、ホテルの入り口にあたる門を見た。
ここから入っていくと、海岸沿いに建つリゾートホテルがあるのだろう。
チャアムはいつか来て見たいものだ。海は綺麗なのか??
と考えているうち、眠りに付いたようだ。

パチッと車内の明かりが灯った。バンコクに近づいたのだろう。
窓の外はまだ人は歩いていないが、何となく見慣れた光景だ。

車内では、コーヒーのサービスがあった。
流石はVIPだけあるなあとか、感心している間に、バンコクの南バスターミナルに到着した。
(つづく)


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やっとこさバンコクに到着。
意外や意外、快適なバスの旅であった。
途中でよくわからない食事もあるし、コーヒーまで出るのだから。
飛行機運賃の半額と考えたら、それほど損な感じはないと思うのだが・・・・

バンコクの南バスターミナルは、とても大きいように感じる。
これを書いている、2009年3月現在は、5kmほど離れた場所へ南バスターミナルは移転している。

バスを降りた後はとにかく歩いた。
途中で何回もタクシーやらトゥクトゥクに声を掛けられたが、乗らず。
もしここで拾っても、敷地内は大渋滞していて、ここを出るのにかなり時間がかかりそうな雰囲気。
おまけに、ボッタクリ値段を提示してくる運転手もいて、油断ならない。
次から次へと南部からの長距離バスが到着し、活況を呈していて、敷地内は大混雑だ。

どこをどう歩いたか定かでないが、やがてセブンイレブンのある大きな通りに出た。
目の前にバス停があり、西洋人のバックパッカーのお姉ちゃんがいたので、カオサンに行くのか聞くと、そうだとのこと。
彼女は30番のバスを待っていて、一向に来ないと言っていた。
そこへ511番のバスが来たので、これはカオサンに行くよと教えてあげる。
現在は511番を含めた、ほとんどのバスが新しい南バスターミナルへ路線を延長しているはず。
利用時には確認したほうがいいですね。

511番のバスはピンクラオ橋を越えて、いつもの見慣れたカオサンに到着したのでした。
朝のカオサンは人影まばらでした。

クラビ編はここでひとまず終了。
次は寄り道シリーズのシンガポールとマレーシアについて書きます。


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昔、マレー半島を縦断の旅に行きました。

このブログの趣旨はタイが本筋なんですが、まあ近隣諸国ということで、ちょこっとだけ書きたいと思います。

バンコクからシンガポールへは飛行機でIN。
陸路でシンガポールを目指すという手もあった。しかし僕は面倒くさがりなので、楽をして飛行機でシンガポールへ。北上して、タイに戻り、南部のハジャイからまたしても飛行機でバンコクに戻るという、楽々コースを考えて、実行することにしたのである。

シンガポールへはシンガポール航空で。
シンガポール航空(SQ)は非常に人気のある会社だけあって、とてもサービスがよい。
しかも全部の座席に、今は一般的になりつつあるパーソナルモニターも装備されている。
バンコクからはあっという間に、シンガポールに着いてしまった。
何もない飛行機だと、結構退屈したりする。しかし、シンガポール航空はそんなことは心配ご無用。

チャンギ空港は、とても広くて快適な空港だ。
飛行機の乗り継ぎ時間を利用した、無料の市内観光なんかもあったりして、サービス度は高い。
免税店も充実していて、この設備なら乗り継ぎ時間が多少長くても、あまり退屈しないだろう。

そんな空港から、普通の路線バスで市内に向かうことになったのでした。
(つづく)
流石はシンガポール。
発展していて、物価も高い。
タイからやって来ると、いきなり物価が上昇し、インフレになったかのような錯覚を起こす。

宿は、ラッフルズホテルといきたい。
ラッフルズといえば名門ホテル。
香港のペニンシュラ、バンコクのオリエンタルと並ぶ、アジア3大ホテルの一つである。

と、ここまで解説しておいて、実はそこから少しいったとこにある安宿に宿泊しました。
雑居ビルの4階と5階が宿になっていて、何となく香港のチョンキンマンションを思い出す。
以前に記事を書きましたので 寄り道香港 重慶大厦

 確認ください。

料金は2000円で、シャワーは共同。それもお世辞にも清潔とは言えない。
おまけに水の排水も悪い。
部屋に当然のごとく窓はなく、陰湿な感じで、とても長時間部屋にいることはできず、1泊したら逃げようと思った。
どんな共同シャワーでも、清潔度合いはかなり重要ですよ。ほんとに。

ここで、バンコクじゃ2000円だせば、もうちょいましなホテルなのに・・・と、どうしてもタイ好きな僕は、タイを引き合いに出してしまうのだけど、それはいけないことですよね。その国の事情もあるしね。

この日はもう19時と遅い時間だったので、他の宿を当たる気もせず、ここで妥協。
あーあ憂鬱な夜になりそう。
晩御飯は、ラッフルズコートというショッピングセンターにある、フードコートへ。
どれにしようか散々迷ったが、鳥肉のせ丼みたいなものに落ち着く。
ここシンガポールも外食文化なので、夜ご飯を食べにきた人々で、フードコートはごったがえしていました。

すぐに部屋に戻る気はせず、宿の近くのスタバで時間を遅くまでつぶしました。

(つづく)



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翌日、我慢してこの宿にもう1泊するという決断を下した。
1泊で何も見ないで、シンガポールを後にするのは、なんとなく勿体ない感じだったので。

観光といっても、ツアーではないので地図を頼りにふらふらと歩き回った。
まずマーライオン像を見に行った。
ここは2002年にマーライオンが別の場所に移転する前の場所。
まったくマーライオンは小さく、なんだかがっかりした。
他に観光に来ていた、日本人も「何だよこれえ??」とがっかりした声を上げていた。
さすがは世界3大がっかりの一つと思ったものだ。
三大がっかりは、デンマークコペンハーゲンにある人魚姫の像、ベルギーのブリュッセルの小便小僧、それにこのマーライオンだそうです。
このマーライオン、現在は移転して少しはましになったのでしょうか。この汚名は早く脱してもらいたいですね。
意外と小さいから、がっかりするのかな。
セントーサ島にはもっと大きな巨大なマーライオンが居るみたいです。

他にも、リトルインディアやら、オーチャードロードも歩いてみた。
結構な都会であり、確かに道にゴミは落ちていない。灰皿はあちこちにあって、スモーカーも予想以上に多い気がした。
リトルインディアのインド人も、「HELLO!Mr」とか言って寄ってこない(当たり前か)し、何だか私の心にはぴんと来なかったんですねえ。
整然とした、大都会の街といった風情で、何とも言えず、やはり明日マレーシアに行こうと思った。

この晩は、また別のフードコートで飯を喰らい、スタバでお茶して、明日からの行動計画を考え出したのでした。
(つづく)


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思い立ったら、すぐに行きたい海外旅行。
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よい宿を見つけるまでもなく、2泊でシンガポールを後にすることを決定。
必ず探せばよい宿に出会える可能性もなくはないが、次の目的地に向かった方がよいような気がした。

シンガポールは小さな国なので、マレーシアへは簡単に行くことができる。
それも国境行きの路線バスがある。

乗り込んでみると、まったく普通の路線バスタイプの車両。
旅の風情はあまりないが、とにかくシンガポールの島の中を走り、北上していく。
市街地を離れると、意外と緑の多い国なんだと気がつく。
何故かこの車両には、エアコンが付いていないので、吹き抜けていく風が心地よい。

国境に到着。
このバスはそのままジョホール水道を越えて、マレーシア領のジョホールバルのバスターミナルまで行くようだ。
だが、我々は国境を越える手続きのため、一旦下車となる。
すべての客を降ろしたバスは、そのままマレー方面へ走り去った。

ここではシンガポールの出国手続きのみを行う。
再びバスにのり、ジョホール水道を越えて、今度はマレーシア側にて入国の手続きと言う具合。
同じバスが待っているわけではなく、手続きを済ませた者から後続のバスに乗ることになっているようだ。
シンガポールの出国手続きは、あっという間に終了。
いよいよジョホール越えだ。
(つづく)


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シンガポール側のの出国手続き終了後、バスにてジョホール水道を渡る。
先ほどのバスではなく、後続のバスだ。

私はここで失態をしでかした。
本当は市内から国境へ来るバスのチケットをそのまま持ち続けねばならなかったのであるところ、ついうっかり、シンガポール側のイミグレで下車の際に、運転士に渡してしまったのである。
後続のバスに乗る際に、現金で払おうにも、シンガポールドルは使い尽くしており払えない。
最悪USドルで払おうかなあ。とか思っていたところ、後続バスの運転士に事情を説明すると、すぐにチケットなしでOKしてくれた。
こんな客も意外と多いのかもしれない。
シンガポール・マレーシア国境を越える人は要注意ですね。

ジョホール水道は歩いて渡ることもできるようだ。
これは橋というか、土が盛られた土手のような上に道やら水道管やらを通した道のような感じ。
天気も良くて、両サイドが海。とても開放感あふれる光景で、私は何故歩いていくという選択肢を排除してしまったのだろうか。と後悔したものだ。
バスでは一瞬で走り抜けてしまう。

今度はマレーシア側の、入国手続き。
入国カードに記入して、窓口に出すと、一瞬で手続き完了。
この入国カードには、麻薬を保持しているだけで死刑になる。という記載があり怖い。
入国カード記入のテーブルの前にも、同様の張り紙があった。
なんだか怖いなあと思った。
(つづく)


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マレーシアの入国も、簡単に終わった。
ただ入国カードを書いて出すだけの作業であった。
日本パスポートはやはり強いのだろうか。

入国後は、このままジョホールバルの街に繰り出しても問題はないのだが、ジョホールは治安もあんまりよくないと聞いていたので、このままスルーして、マラッカを目指すことにする。

イミグレを出たところで、バスターミナルへのバスを待つ。
完全に国境を越えてマレーシアに入ったんだなと実感する。
明らかにシンガポールとは街の空気が違う。
ジョホールバルという土地のせいもあるのかもしれないが、何となく緊張感のある空気がそこにはあった。シンガポールとの間の国力の差か、はたまた宗教の違いからくるものなんだろうか?
国境とは何なんだろう。
言わばただの線なのかもしれない。ただ、それを越えることによって、あまりにも雰囲気が変わるのでなんとも楽しいのは間違いない。未知の国ということで緊張もするし、こういうことは日本ではなかなか味わえないもんね。

またしてもシンガポール領から来たバスに乗り込み、バスターミナルへ向かった。
ここでも事情を説明してチケットがないことを告げねばと思っていたが、誰もそんなことはお構いなしにバスに乗り込んでいたので、それに続いて乗り込んでしまった。
運転手も咎める様子はない。暗黙の了解があるのだろうか??

シンガポールからのバスは、あっという間にジョホールバスのバスターミナルへ入っていった。



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旅行に行きたくなったら、まずは飛行機の手配をしましょう。
その前に値段ですね。そして空き状況の確認も↓↓↓↓↓↓↓↓
イーツアーの海外格安航空券、空席照会・スケジュールを見て、その場で予約予約回答出来ます
ジョホールバルは危険(治安があまりよくない)との情報から、パスしてしまった根性なしの僕ですが、海賊で有名な(ウソ)マラッカに行くことにした。
マラッカ海峡には海賊が出て商船などを狙っているらしい。
しかしマラッカという地名に昔から憧れみたいなものもあって、どうしても行きたかった場所のひとつなのだ。こういう勘は結構な確率で当たるので、きっと良い場所だろうと勝手な期待を抱く。

ジョホールバルのバスターミナルは、非常にのんびりムードが漂う。
でもタイとは何かが違う。何かはわからないが・・・・

ここで小額の両替をして、マレーシアリンギットを手にする。
マラッカへのバスは、何社か走っているようだが、どこも似たような料金であったので、適当に会社を選んでチケットを購入。
マラッカまでは3時間ほどだということ。

バスの車体は、どこにでもある普通のバス。シートは2-2の標準。
しっかりとエアコンは効いていたのでよしとしよう。

やがてバスは高速道路を走り、マラッカへ向かった。
道路も悪くない。なんだか日本を旅しているような感覚にもなる。
景色にはとくにこれといって何の変化もなし。というかウトウトしてしまった。

シンガポールでは宿で偉い目にあったので、マラッカでは少しお金を出してでも快適な滞在にしてやろうと考えているうちに、バスはマラッカのバスターミナルへ滑り込んだ。
(つづく)


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快適なエアコンバスの揺れに身を任せてウトウトしているうちに、マラッカのバスターミナルに到着。

窓から外を見てみると、たくさんの客引きが待ち構えているではないか。
こういゆうの苦手なんだよねえ。と思いつつ、同じバスに乗っていた、他の西洋人の方に客引きがわっと群がった隙に、バスの反対側に廻り込んでかわす作戦に出た。
しかし、その反対側で待ち構えていた客引きにまんまと捕まる。
うーむ、なかなかやるな、一枚上手かも・・・・。

まあそんな客引きだったので、話だけ聞くことにした。
宿の写真を見せながら、うちの宿はよいよとしきりに勧めてくる。
確かに綺麗そうだ。だが、マラッカでは快適な宿に泊まるんじゃなかったの?
と自問自答し、正直にその客引きのおやじに、シンガポールの宿がひどかったので、綺麗なとこに泊まりたいと伝えると、うちは共同シャワーではあるんだが、清潔なので安心して欲しい。もし君が気に入らなければ、泊まらんでいいから一度見に来てくれないかと説得される。

そこまでいうならいいかと、その宿に行くことにした。
当然送迎されると思っていると、「どうやって行く?」と聞いてくるので、冗談かと思い、「歩くよ」と答えると、笑いながら歩くには遠すぎるとバスを勧めてくれた。
場所がバスターミナルだったためか、とある路線バスに乗せてくれ、どこそこで降りるようにと、運転手にも伝えてくれた。

なんか拍子抜けした感があり、あまりに疑い深い自分の行動を少し反省するとともに、何だか恥ずかしい気持ちもした。
(つづく)



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そうして乗せられたバスで、10分もかからないバス停で、下車。
運転手も降りるように合図してくれた。

もらった1枚の紙切れの地図を頼りに歩いていくと、ありました。
Travellers's Lodge。
宿は2階のようなので、階段を上がっていくと、奥さんがお出迎えしてくれた。

部屋はあるか英語で聞くと、
「日本語でどうぞ」と流暢な日本語ではないか。
それもそのはず、日本人の奥さんなのでした。

どうも日本人が一人行ったとの連絡があったみたいで、待っていた様子。
部屋とシャワールームを見せてもらって、泊まり即決。
あのシンガポールの宿は何だったんだろうか?とまるで夢でも見ていたかのような感じ。
とにかくシャワールームが清潔なのだ。
共同シャワーでも、ここまで綺麗に掃除してくれていると、気持ちが良い。
このレベルにあるならば、文句は誰も言わないはず。。
部屋も申し分なし。何だかゆったりと長期滞在できそうな雰囲気だ。

奥さんが日本人なので、日本人の宿泊が多いと思いきや、そうでもないのだ。
この奥さんは、結婚してこちらに住んでいて、もう長いようだった。
で、先ほどのバスターミナルの客引きは、なんと旦那さん、つまりオーナーだったのでした。

客引きから帰ってきて、私を見つけるととても嬉しそうにしていました。
(つづく)



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こうしてマラッカの滞在は始まった。

着いて早々にマラッカの良さというものを肌で感じていたので、何やら長期滞在の予感もしていた。
それは的中することになった。

まず宿がよい。
このトラベラーズロッジには、昼寝部屋とも呼べるような、共有スペースがあって、ここで昼寝などしようものなら、マラッカ海峡からの風が吹き抜けて気持ちのよいこと。
まさにマラッカの風。。。他の西洋人たちも、みんな昼寝を決め込んでいるようで、リビングは大盛況だ。
午後の3時くらいから昼寝をしていたら、宿の奥さんに
「マラッカでの正しい過ごし方ですよ」と褒められた。のんびりしても良いということなのだ。
前にも書いたけど、シャワーも清潔で快適。

それにすぐ近くには、マゴタパレードというショッピングモールもあって、ここに当然のことながらフードコートも備わっていて、味のよい食事が安く食べられる。これは大きい。
食事には事欠かないばかりか、ここには銀行もあって両替までできるのである。一通りの日用品も揃っている。
もはや何の問題もない。流石はマラッカ。
いやはや、沈没コースになってますねえ。といった具合なのだ。

こんなことになってしまい。
予定を延長してギリギリまで、マラッカに居てやろうという気になってしまった。
(つづく)


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いやはや、マラッカは僕にとって居心地のよい場所だった。

前述の、宿の近隣のショッピングモールもとても気に入ったし、宿の昼寝部屋にも大満足。

マラッカの見所と言えば、
1、サンチャゴ砦  ポルトガルによって作られた砦。
2、スタダイス オランダが作った建築物。博物館とかも併設。
3、チャイナタウン どこか懐かしく感じる街並みがGood。
くらいなんだろうか。

僕自身があんまり観光しない人なんで、いったい何をしているのかよく聞かれる。
答えは、何もしていないんです。ただボーっとしているだけ。
それが旅行先で非現実の世界に入るとでも言うんですかね。
海とか見てボーっとしてるのが好きなんですよ。
良い景色を見ている。それだけで、命が洗われる気がします。
よいと思えるなら、またきっと来ると思うので・・・・

マラッカのチャイナタウンは、またのんびりしたなんか違う空気でした。
もし行く機会があったら是非立ち寄ってみることをお勧めします。

いよいよマラッカを去らないといけない日が近づいてきた。
(つづく)


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マラッカがあまりにも気に入ったので、ギリギリまで居てしまった。
特にこの先用事があるわけでもないので、1日でクアラルンプールからバンコクへ飛行機で入ってしまおうかとも考えたが、金額も高いし、せっかくなのでタイの南部にも寄っていこうという気にもなった。
(この後、タイ南部の治安が悪化してくことになる)

まずはクアラルンプール(以下KL)へ出て、そこから夜行でタイの国境を目指すことにした。
KLから先は、バスになるか汽車になるかわからないが、出たとこ勝負で駄目だったら、KLに1泊して体制を立て直そうと思った。

最終的にバンコクでの滞在時間が減ってしまうのは痛い。でも、まあ仕方がないだろう。
タイが好きなので、どうもタイの滞在時間が減るのはいただけないのだ。特にバンコク。
だったら、マラッカでのんびりしていないで、さっさと北上して早くタイに入りなさいということにもなるのだが・・。
どうしても自分には、沈没癖があるみたいだ。

泣く泣くマラッカを後にして、KLへ向かうことになった。
宿の人々がみんなで送ってくれた。涙が出そうになった。
旅っていろんな出会いや別れがあるんですねえ。それがまた面白い。

マラッカのバスターミナルへは、オーナーが送ってくれた。ありがとう。
オーナーはまた、バスターミナルで客引きをやるとのこと。
頑張ってくださいね。

何だか名残惜しいマラッカではあったが、自分が気になる地名に惹かれて、実際に行ってみて、本当によかったのである種の達成感はあった。
また来よう。いつか呼ばれるさ。
そう思いながら、KL行きのバスに乗り込んだのでした。

次はKLについてです。




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KL(クアラルンプール)には2時間半くらいで到着した。
景色はよく覚えていないが、ひたすら高速道路を走っていたような。。

到着したのは、プドゥラヤ・バスステーション。
かなり大きなバスターミナルで、フードコートもあったり、かなり多くの人が利用している模様。
混雑していて、何がなんだかわからないので、とりあえず脱出して駅へ歩く。

KLでは、詐欺まがいの人がよく声を掛けてくるとの情報を得ていたので、用心していると、やはり来ました。
駅へ向かっていると、すっと前に女性が立ちはだかる。
「日本人ですね?」と確認すると、怪しげな日本語と英語を織り交ぜて、私の妹が日本に居て困っているので、帰国したら是非助けて欲しいと言ってくる。
まさにガイドブックにあるのと、同じ手口ではないか。これで引っかかる人は果たしているのだろうか。
適当に「今は忙しいから」と駅へ向かって歩き出すと、
「バカ!死ね!」だって。
そんなことを言うようでは、やはり詐欺集団の人だったのだろう。
しかし、何故そんな言葉だけ覚えてしまうのだろう。腹が立つと動じに悲しくなってきた。
旅で出会う人をどこまで信じたらいいのか。すべてカットはつまらない。受け入れたら騙されることもあるかもしれない。
直感だけしか頼れないのだろうか。いつも旅ではこのことを考える。

何とか振り切り、駅へたどり着く。
移動の時は、フル装備のバックを持ってるので、神経を使うのだ。
(つづく)

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KL駅では、ハジャイ行きの列車のチケットを買う。
もし満席ならば、バスで国境へ向かおうと決めていた。
だが、ガイドブックももっておらず、情報が明らかに不足しており、現地で情報を確認しながらの、かなり博打的なルートになるであろう。まあ何とかなると言えば、何とかなる。

駅の切符売り場窓口に並び、ハジャイ行きの夜行列車の寝台の空きを確認。
ルートのきまる瞬間だ。緊張の瞬間。
窓口氏は空きがあると言うではないか。助かったぞ。
但し、寝台列車の下段は空いていないとのことで、仕方なく上段で我慢。
まあ取れただけましと考えよう。寝台なら寝てれば着くし。

夜行列車の出発は、21時。ハジャイには朝の10時に着くという。
あーよかった。これでタイに戻れる。タイに行けばなんとかなるという、意味の解らない大きな気持ちを持って、駅にある一時預けに荷物を預けて時間を調整することにしよう。

現在時刻は13時を少し回ったところ。
泊まることはできないが、KLの街を少し散歩してみることにする。
まずは近場のチャイナタウンを散策に向かったのでした。
(つづく)


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タイのハジャイへ向かう列車の手配を済ませた。
事の外、思い通りの方向へ進んでいる気がする。まずはやれやれ。

短時間しか時間はとれないが、せっかくということで、KL市内の散策に向かった。

KLは意外と広いので、チャイナタウンだけに目標をしぼって歩き出す。
チャイナタウンは鉄道の駅から比較的近くにあった。
うろうろしている間にも、どこからともなく現れる、怪しい日本語を使う怪しい人々が、声を掛けては、離れていく。
しかしこれほど同じような手口の詐欺師がいて、引っかかる人はいるのだろうか?と考えてしまった。
でも、まあ居るから彼らの仕事は成り立っているんだろうなあ。という結論に達する。

意外と賑やかなチャイナタウンにあった、オールドチャイナカフェという古い喫茶店に入った。
中は薄暗く、当時はとても人々で賑わったであろう、往時を偲ばせる作りをしている。
僕が入ったときは、ひっそりしていた。
今日は移動の日になってしまったので、このカフェで、当時の状況を思ったりしながら、ゆったりと過ごした。

その後はチャイナタウンをゆっくりと散歩して、買い物などしたりして、19時過ぎに駅へ戻った。

本当はツインタワーなども見たかったが、マラッカに長居しすぎてしまったので時間が押せ押せになってしまった。残念。
しかし、またKLには呼ばれそうな気がした。
(つづく)


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駅で荷物を取り、簡単な食事を済ませる。
駅の構内に、A&Wというファーストフードのチェーン店があった。
ハンバーガーだけでなく、ご飯ものの定食もあったので、そちらを注文。
余談だが、後に訪れることになる沖縄県にA&Wがあると知って、驚いた。

ハジャイへ向かう列車が、入線してきたので乗車。
念のため、水とお菓子を買っておく。

自分の指定された寝台は、上段。
通路を挟んで左右に2段式の寝台がならんでいるタイプだ。
やはり下段はかなり広々しているので、先に下段から埋まるのは当然か。
上段でも一応は寝台であり、横にはなれるので楽であることに変わりはないのだが・・・。

やがて列車はゴトリと動き出し、タイはハジャイへ向けての約13時間ほどの汽車旅の始まりだ。

よく乗客を観察してみると、半分くらいは西洋人といった感じだ。
みんなマレー半島縦断の旅の途中なんだろう。

上段の寝台からも、窓があって外が見える。
走り過ぎていく薄暗い街の明かりを見ているうちに、だんだん眠くなってきた。
バックパックを持参のチェーン錠で、手すりに結びつけ(用心のため)、バックを抱えるようにして眠りについた。
ゴトンゴトンというレールのつなぎ目から響く音が、妙にリズミカルで心地よく眠りを誘うのでした。
(つづく)


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