ただのタイが好き、そして旅が好きなTripuncle代表の旅行ブログです。
2015年12月にネットショップ「Tripuncleアジアの暮らし雑貨」をオープン。関連記事も書いていきます。 Tripuncle アジアの暮らし雑貨にて、少しでも旅に行った気分になっていただけたら、という想いを込めて。。
時系列の問題があるため、左のバーにあるカテゴリーから読みたい記事をクリック願います。 途中からだと何の記事かわからないといったことが起きますので、カテゴリーから入ったほうが読みやすいです。
2015年12月にネットショップ「Tripuncleアジアの暮らし雑貨」をオープン。関連記事も書いていきます。 Tripuncle アジアの暮らし雑貨にて、少しでも旅に行った気分になっていただけたら、という想いを込めて。。

[
2011/09/03(土) ]
2011年6月
南インド4日目
ついにマドゥライを後にしてカニャークマリへ向かいます。
ホテルChentoorの屋上レストランから、
ミナークシ寺院を眺めて手を合わせます。

カニャークマリへの移動は、先日予約してしまったホテルの専用車。いわばタクシーですな。
これで約230キロの道のりを行くことになります。
バスなら6時間かかるところを、これなら4時間もあれば十分に到着するとのこと。
果たして本当なんでしょうか。
ホテルの地下のパーキングからの出発となるので、チェックアウトしていたら、
旅行代理店の兄ちゃんがやって来て案内してくれました。
そして、ホテルから一路マドゥライへということで走り出したのでした。
運転は当然のごとく、クラクションを鳴らしまくりの、追い越しまくりの何でもありな状態。
マドゥライの街の中は、車、バス、リキシャにバイク、歩行者に牛と何でも道にいるので、
その中を縫うようにして走り抜けて行くことになります。
少し走ったところで給油。
この車はディーゼル仕様なので軽油を入れていました。
1リットル=40ルピー(約72円)という、結構な軽油の高さに驚いたものです。
だから、Chentoorの代理店のお兄ちゃんは、ガソリンが高いと言っていたのですね。
見ていると、ちょうど1000ルピー分を給油した模様。
リッター約12キロくらいこの車が走ると勝手に見積もるとしたら、ちょうどカニャークマリ往復分くらいの給油量ということになりましょうか。
このTATAの乗用車はけっこう燃費は良さそうだし・・・
その後、車はマドゥライの街を抜けて、景色は郊外のものとなりました。
道路は高速道路が整備されており、路面状態も良好。そこを時速90キロで巡航していきます。
意外と飛ばさないのだなという印象です。燃費のせいかな。
何もない畑の中、時折現れるちょっとした町というか集落を次々に通過していきます。
高速道路はどうやら、町の中心は通らないようですが、町が近づくとバイクが逆走してきたりして恐ろしい。
だって、ここは高速道路ですよ。そこを原付で、しかも逆走なんて、怖い怖い・・・。
しかし、運転手も特にこれには反応しないので、毎度のことなのか・・・やはりここはインドなんですなあ。

その後、道端のチャイ屋で1回の休憩を得て、
ひた走ると、風力発電のものすごい数の風車が見てきました。
行けども行けども風車ばかり・・・これは圧巻です。ものすごい数です。
いったいこの風車の数でどのくらいの電力をまかなえるのでしょうか。
低周波の問題もあるのかもしれませんが、自然エネルギーの有効活用ですね。
(つづく)
南インド4日目
ついにマドゥライを後にしてカニャークマリへ向かいます。
ホテルChentoorの屋上レストランから、
ミナークシ寺院を眺めて手を合わせます。

カニャークマリへの移動は、先日予約してしまったホテルの専用車。いわばタクシーですな。
これで約230キロの道のりを行くことになります。
バスなら6時間かかるところを、これなら4時間もあれば十分に到着するとのこと。
果たして本当なんでしょうか。
ホテルの地下のパーキングからの出発となるので、チェックアウトしていたら、
旅行代理店の兄ちゃんがやって来て案内してくれました。
そして、ホテルから一路マドゥライへということで走り出したのでした。
運転は当然のごとく、クラクションを鳴らしまくりの、追い越しまくりの何でもありな状態。
マドゥライの街の中は、車、バス、リキシャにバイク、歩行者に牛と何でも道にいるので、
その中を縫うようにして走り抜けて行くことになります。
少し走ったところで給油。
この車はディーゼル仕様なので軽油を入れていました。
1リットル=40ルピー(約72円)という、結構な軽油の高さに驚いたものです。
だから、Chentoorの代理店のお兄ちゃんは、ガソリンが高いと言っていたのですね。
見ていると、ちょうど1000ルピー分を給油した模様。
リッター約12キロくらいこの車が走ると勝手に見積もるとしたら、ちょうどカニャークマリ往復分くらいの給油量ということになりましょうか。
このTATAの乗用車はけっこう燃費は良さそうだし・・・
その後、車はマドゥライの街を抜けて、景色は郊外のものとなりました。
道路は高速道路が整備されており、路面状態も良好。そこを時速90キロで巡航していきます。
意外と飛ばさないのだなという印象です。燃費のせいかな。
何もない畑の中、時折現れるちょっとした町というか集落を次々に通過していきます。
高速道路はどうやら、町の中心は通らないようですが、町が近づくとバイクが逆走してきたりして恐ろしい。
だって、ここは高速道路ですよ。そこを原付で、しかも逆走なんて、怖い怖い・・・。
しかし、運転手も特にこれには反応しないので、毎度のことなのか・・・やはりここはインドなんですなあ。

その後、道端のチャイ屋で1回の休憩を得て、
ひた走ると、風力発電のものすごい数の風車が見てきました。
行けども行けども風車ばかり・・・これは圧巻です。ものすごい数です。
いったいこの風車の数でどのくらいの電力をまかなえるのでしょうか。
低周波の問題もあるのかもしれませんが、自然エネルギーの有効活用ですね。
(つづく)
[
2011/09/06(火) ]
2011年6月
南インド4日目
マドゥライをプライベートタクシーで出てから2時間半。
ようやくカニャークマリの手前まで来たようです。
道路沿いに立っている標識を見ていると、だんだんカニャークマリへの距離が減ってきているのがわかります。
前回にも少し書きましたが、
カニャークマリの少し手前で、おびただしい数の風車を目にしました。
すべて風力発電用の風車です。道の両側見渡す限り風車また風車。
1000基ではきかない、それ以上あるんじゃないでしょうか。これでもまだ不足と見えて、とても長い風車の羽を積んだトレーラーも見かけました。
これだけの風車があるといったいどんな影響があるのかはわかりませんが、
構造的には、風車で発生した電気はいきなり普通の電線に流されそのまま家庭用になるかのように見えます。しかしその辺は素人ですので何ともわかりませんでした。
これでかなりの電力を賄っているんだとしたら、これぞ自然エネルギーでしょうか。

この写真でわかっていただけるでしょうか。風車の数の多さ。
この風車群を通り抜けると、いよいよカニャークマリです。
ハイウェイが突然行き止まりとなり、細い道をうねうね行くと、
入域のための料金所がありました。すべてカニャークマリに入る車両はお金を払うことになっているようです。
はじめは何だかよくわからなかったんですが、そこがカニャークマリの入り口であるとわかりました。
やがてタクシーはカニャークマリの市街地へ入っていきました。
右手に駅が見えて、しばらく走り左折したら目的地の
ホテルシービューです。
結局所要時間は、マドゥライから3時間と少し。
途中でどこ行きかわからないバスを何台も抜かし去ってきたので、
あきらかに路線バスよりは早いことでしょう。
しかし、路線バスはまあまあ混雑していたものの、鈴なりに人が乗っているわけではないので、
ホテルChentoorの彼が言っていたほど,ひどいものではなかったのかもしれません。
まあ、実際にバスには乗っていないので何とも言えないのですが、かなり楽に短時間で移動できてしまったことは事実であり、これはかなり助かりました。
費用はかかったけれど、体力面からは良い選択だったのかもしれませんね。
そんなわけで、16年前に行けなかった念願のカニャークマリについに到着となったわけです。
南インド4日目
マドゥライをプライベートタクシーで出てから2時間半。
ようやくカニャークマリの手前まで来たようです。
道路沿いに立っている標識を見ていると、だんだんカニャークマリへの距離が減ってきているのがわかります。
前回にも少し書きましたが、
カニャークマリの少し手前で、おびただしい数の風車を目にしました。
すべて風力発電用の風車です。道の両側見渡す限り風車また風車。
1000基ではきかない、それ以上あるんじゃないでしょうか。これでもまだ不足と見えて、とても長い風車の羽を積んだトレーラーも見かけました。
これだけの風車があるといったいどんな影響があるのかはわかりませんが、
構造的には、風車で発生した電気はいきなり普通の電線に流されそのまま家庭用になるかのように見えます。しかしその辺は素人ですので何ともわかりませんでした。
これでかなりの電力を賄っているんだとしたら、これぞ自然エネルギーでしょうか。

この写真でわかっていただけるでしょうか。風車の数の多さ。
この風車群を通り抜けると、いよいよカニャークマリです。
ハイウェイが突然行き止まりとなり、細い道をうねうね行くと、
入域のための料金所がありました。すべてカニャークマリに入る車両はお金を払うことになっているようです。
はじめは何だかよくわからなかったんですが、そこがカニャークマリの入り口であるとわかりました。
やがてタクシーはカニャークマリの市街地へ入っていきました。
右手に駅が見えて、しばらく走り左折したら目的地の
ホテルシービューです。
結局所要時間は、マドゥライから3時間と少し。
途中でどこ行きかわからないバスを何台も抜かし去ってきたので、
あきらかに路線バスよりは早いことでしょう。
しかし、路線バスはまあまあ混雑していたものの、鈴なりに人が乗っているわけではないので、
ホテルChentoorの彼が言っていたほど,ひどいものではなかったのかもしれません。
まあ、実際にバスには乗っていないので何とも言えないのですが、かなり楽に短時間で移動できてしまったことは事実であり、これはかなり助かりました。
費用はかかったけれど、体力面からは良い選択だったのかもしれませんね。
そんなわけで、16年前に行けなかった念願のカニャークマリについに到着となったわけです。
[
2011/09/09(金) ]
2011年6月
南インド4日目
マドゥライを出発して約3時間。
プライベートタクシーでついに、前々から行きたい!と思っていたカニャークマリに到着しました。
ここはインドの最南端の街。
さすがはインドだけあってこの町でも人は多い様子で、賑わっていました。
おそらく巡礼の方も多いのでしょう。
16年前には、このすぐ近くのコヴァラムビーチまで来ていながら、
この最南端に地には呼ばれなかったのでした。
しかし、今回は呼ばれたのですね。なので、気分もまたよいものです。
今回はこの町で一番良いと思われるホテルSeaViewに宿泊です。
マドゥライでの予約はしっかりと入っていたようで、
ここまで私たちを連れて来てくれたタクシーの運転手さんが、チェックインをサポートしてくれました。
宿帳に記入して、早速部屋へ案内してもらいました。

部屋からは、沖合いのヴィーヴェーガーナンダ岩記念堂とティルヴァッルヴァル像のある2つの島がよく見えました。
また先ほど通ってきた、風力発電の風車群も遥か彼方に遠望できました。
とても良い景色で感動し、快適な滞在になりそうな予感が。
部屋からの眺め↓こんな感じです。

部屋も床が綺麗に磨かれており、裸足でも快適に過ごせそうな感じです。
ただ、シャワールームに換気扇がないのが痛いですね。
エアコンも十分に効いているのに、そのシャワー室の換気扇が・・・
まあインドのホテルということでご愛嬌ですね。
部屋からの眺めがとても良いので、
しばらく部屋から海を眺め、この地に来れたことに感謝して、ぼーっと過ごしました。
さて、この小さな町で3日間を過ごすことになりました。
歩けばすぐにひと回りできてしまいそうな、カニャークマリの町。
かなりのんびりできそうです。
早速町を散策してみたいと思います。
つづきは次回
南インド4日目
マドゥライを出発して約3時間。
プライベートタクシーでついに、前々から行きたい!と思っていたカニャークマリに到着しました。
ここはインドの最南端の街。
さすがはインドだけあってこの町でも人は多い様子で、賑わっていました。
おそらく巡礼の方も多いのでしょう。
16年前には、このすぐ近くのコヴァラムビーチまで来ていながら、
この最南端に地には呼ばれなかったのでした。
しかし、今回は呼ばれたのですね。なので、気分もまたよいものです。
今回はこの町で一番良いと思われるホテルSeaViewに宿泊です。
マドゥライでの予約はしっかりと入っていたようで、
ここまで私たちを連れて来てくれたタクシーの運転手さんが、チェックインをサポートしてくれました。
宿帳に記入して、早速部屋へ案内してもらいました。

部屋からは、沖合いのヴィーヴェーガーナンダ岩記念堂とティルヴァッルヴァル像のある2つの島がよく見えました。
また先ほど通ってきた、風力発電の風車群も遥か彼方に遠望できました。
とても良い景色で感動し、快適な滞在になりそうな予感が。
部屋からの眺め↓こんな感じです。

部屋も床が綺麗に磨かれており、裸足でも快適に過ごせそうな感じです。
ただ、シャワールームに換気扇がないのが痛いですね。
エアコンも十分に効いているのに、そのシャワー室の換気扇が・・・
まあインドのホテルということでご愛嬌ですね。
部屋からの眺めがとても良いので、
しばらく部屋から海を眺め、この地に来れたことに感謝して、ぼーっと過ごしました。
さて、この小さな町で3日間を過ごすことになりました。
歩けばすぐにひと回りできてしまいそうな、カニャークマリの町。
かなりのんびりできそうです。
早速町を散策してみたいと思います。
つづきは次回
[
2011/09/12(月) ]
2011年6月
南インド4日目
さて予想以上にプライベートタクシーのスピードが速かったので、
予定よりも早くカニャークマリの町に着くことができました。
よって少し町をぶらつく時間ができたので、ホテルシービューから散歩開始です。
シービューから歩いて5分くらいのところにある、
クマリアンマン寺院のあたりが、この町の中心ではないでしょうか。
参道の周辺には、お土産屋、レストラン、チャイ屋、旅行代理店と様々店が並んでいます。
ほとんどの人がぶらぶらとのんびり歩いていて、喧騒とは程遠く時間がゆったり流れている感じ。
町のインド人もそれほどしつこく声を掛けてこないので、こちらとしてもゆったりと見て周れるのがありがたいですね。
それにしても外国人の姿は皆無です。
おそらくタイミングの問題もあるのでしょうが、全く見かけません。
居るのはインド人の観光客ばかりです。
さすがは最南端の聖地だけのことはありますね。
何しろアラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つの海がここでひとつになるというありがたい場所なのですから。
クマリアマン寺院は時間帯のせいか閉まっていましたので、
ぐるっとお寺を周りこんで海側へ歩き、ガートまでやって来ました。

ここのガートは、ガートというよりも砂浜ですな。
みんな沐浴というよりも海水浴を楽しんでいる雰囲気なのです。
沐浴という厳かなことをしているんだという雰囲気はみじんも感じられず、
わーきゃー!言いながら、海に入り波に揉まれるインド人を見ていると何やら和んできました。
私もこの地に呼ばれたことに感謝して、3つの海が合流すると思われる地点に向かって手を合わせ、
般若心経など唱えてみました。もちろん小声ですよ。
記念写真を撮ることを商売にしてるインド人もたくさん居て営業をかけてきます。
今撮った写真をきっとすぐにどこかで現像してくるんでしょうか・・
そして飾りの付いた簡易的な額みたいなのに入れてくれるとのことです。
これで商売が成り立つインドって場所もまたすごいですね。
写真ができたらどうやって手渡すのだろう・・・?これだけ人がいたらわからなくならないかな?
などなど疑問がたくさん沸いてくるのでした。
天気もよく日焼けしそうなのと小腹が減ってきたので、ガート付近からは撤退し、
寺院参道のクリシュナCafeへ行って見ることにしました。
いったいどんなお店なのでしょうか。
つづく
南インド4日目
さて予想以上にプライベートタクシーのスピードが速かったので、
予定よりも早くカニャークマリの町に着くことができました。
よって少し町をぶらつく時間ができたので、ホテルシービューから散歩開始です。
シービューから歩いて5分くらいのところにある、
クマリアンマン寺院のあたりが、この町の中心ではないでしょうか。
参道の周辺には、お土産屋、レストラン、チャイ屋、旅行代理店と様々店が並んでいます。
ほとんどの人がぶらぶらとのんびり歩いていて、喧騒とは程遠く時間がゆったり流れている感じ。
町のインド人もそれほどしつこく声を掛けてこないので、こちらとしてもゆったりと見て周れるのがありがたいですね。
それにしても外国人の姿は皆無です。
おそらくタイミングの問題もあるのでしょうが、全く見かけません。
居るのはインド人の観光客ばかりです。
さすがは最南端の聖地だけのことはありますね。
何しろアラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つの海がここでひとつになるというありがたい場所なのですから。
クマリアマン寺院は時間帯のせいか閉まっていましたので、
ぐるっとお寺を周りこんで海側へ歩き、ガートまでやって来ました。

ここのガートは、ガートというよりも砂浜ですな。
みんな沐浴というよりも海水浴を楽しんでいる雰囲気なのです。
沐浴という厳かなことをしているんだという雰囲気はみじんも感じられず、
わーきゃー!言いながら、海に入り波に揉まれるインド人を見ていると何やら和んできました。
私もこの地に呼ばれたことに感謝して、3つの海が合流すると思われる地点に向かって手を合わせ、
般若心経など唱えてみました。もちろん小声ですよ。
記念写真を撮ることを商売にしてるインド人もたくさん居て営業をかけてきます。
今撮った写真をきっとすぐにどこかで現像してくるんでしょうか・・
そして飾りの付いた簡易的な額みたいなのに入れてくれるとのことです。
これで商売が成り立つインドって場所もまたすごいですね。
写真ができたらどうやって手渡すのだろう・・・?これだけ人がいたらわからなくならないかな?
などなど疑問がたくさん沸いてくるのでした。
天気もよく日焼けしそうなのと小腹が減ってきたので、ガート付近からは撤退し、
寺院参道のクリシュナCafeへ行って見ることにしました。
いったいどんなお店なのでしょうか。
つづく
[
2011/09/15(木) ]
2011年6月
南インド4日目
カニャークマリのクマリアンマン寺院の参道沿いにやっているのかいないのかよくわからないお店があるのです。
これがクリシュナという名のカフェ?なのです。
一見したところ、レストランのようなカフェのような佇まいです。
道に面して開け放たれたドアと、大きなガラス越しに中を覗き込んでみると、
何名かの客と思しきインド人が座っていました。
お客さんが入っているので何となく安心して中に入り、適当に空いている席に座ります。
当然のごとく「いらっしゃいませ」なんて恭しくお客を迎え入れ、
「こちらの席へどうぞ」などというサービスを期待する方が間違っているというもので、そんなものはありません。
クリシュナ外観↓

レジカウンターにだるそうに座っていたインド人は最初はだるそうに無視します。
我々が着席するのを確認すると、面倒くさそうにやって来て、メニューを置いていきました。
メニューはちゃんとパウチされている両面印刷のごく普通のもので、周囲は擦り切れていて年季が入っています。
メニューには結構な品数が記載されているではありませんか。
「おっ、やるなあ」などと感心して、
フライドポテトを注文すると「ない」の返事。
じゃあマサラドーサは「ない」・・・
「では、いったい何があるのですか?」と聞くと、ハンバーガーとピザのみと言うではありませんか。
ということは、メニューに記載の半分も注文できないことになります。
やる気があるのかないのか、よくわかりませんが、ここで腹を立ててはいけません。
我々は笑いながら、ベジバーガーとベジピザを注文しました。
すると店員は店から一旦出て、店の脇の道からどこかへ消えました。
「どこいったんだろう?」と思って待つこと20分。
あら不思議、先ほど消えたはずの店員が今度は中から、ピザとバーガーを持って現れました。
ちゃんとチェックしていたはずなんですが、いつの間に・・・
たぶん中から現れたんでしょうけど、では何故注文を受けたら、中から厨房へ入らず外を経由するのか?
という謎が残るのでありました。
カニャークマリ滞在中は毎日、このクリシュナに通ったんですが、
いつもこのパターンですので、気にもしなくなりましたが・・・
バーガーとピザの味は、いたって普通なものでしたが、
この街には、ここくらいしか、ちょっと休憩&お茶のできるお店がないので、
ある意味で希少価値があり、我々はついつい吸い寄せられるのでした。
しかし、サービスというものは期待してはいけませんよ。
クリシュナから見える向かいのお店↓

南インド4日目
カニャークマリのクマリアンマン寺院の参道沿いにやっているのかいないのかよくわからないお店があるのです。
これがクリシュナという名のカフェ?なのです。
一見したところ、レストランのようなカフェのような佇まいです。
道に面して開け放たれたドアと、大きなガラス越しに中を覗き込んでみると、
何名かの客と思しきインド人が座っていました。
お客さんが入っているので何となく安心して中に入り、適当に空いている席に座ります。
当然のごとく「いらっしゃいませ」なんて恭しくお客を迎え入れ、
「こちらの席へどうぞ」などというサービスを期待する方が間違っているというもので、そんなものはありません。
クリシュナ外観↓

レジカウンターにだるそうに座っていたインド人は最初はだるそうに無視します。
我々が着席するのを確認すると、面倒くさそうにやって来て、メニューを置いていきました。
メニューはちゃんとパウチされている両面印刷のごく普通のもので、周囲は擦り切れていて年季が入っています。
メニューには結構な品数が記載されているではありませんか。
「おっ、やるなあ」などと感心して、
フライドポテトを注文すると「ない」の返事。
じゃあマサラドーサは「ない」・・・
「では、いったい何があるのですか?」と聞くと、ハンバーガーとピザのみと言うではありませんか。
ということは、メニューに記載の半分も注文できないことになります。
やる気があるのかないのか、よくわかりませんが、ここで腹を立ててはいけません。
我々は笑いながら、ベジバーガーとベジピザを注文しました。
すると店員は店から一旦出て、店の脇の道からどこかへ消えました。
「どこいったんだろう?」と思って待つこと20分。
あら不思議、先ほど消えたはずの店員が今度は中から、ピザとバーガーを持って現れました。
ちゃんとチェックしていたはずなんですが、いつの間に・・・
たぶん中から現れたんでしょうけど、では何故注文を受けたら、中から厨房へ入らず外を経由するのか?
という謎が残るのでありました。
カニャークマリ滞在中は毎日、このクリシュナに通ったんですが、
いつもこのパターンですので、気にもしなくなりましたが・・・
バーガーとピザの味は、いたって普通なものでしたが、
この街には、ここくらいしか、ちょっと休憩&お茶のできるお店がないので、
ある意味で希少価値があり、我々はついつい吸い寄せられるのでした。
しかし、サービスというものは期待してはいけませんよ。
クリシュナから見える向かいのお店↓

[
2011/09/18(日) ]
2011年6月
南インド4日目
カニャークマリに着いてまだ何時間も経っていないというのに、
すっかりこの町ののんびり度合いが気に入ってしまい、
当初2泊の予定であったカニャークマリを1泊延泊の3泊にしようという考えに至り、
FULLという返答を恐れながらも、フロントで確認してみると、
すぐに「OK」という返事。ああよかった・・・と安堵感。
すぐにお金を払ってレシートもらって、3泊確約となったわけです。
続けて、バンガロールへの航空券を予約しようと思ったんですが、
ところが、このホテルは旅行代理店の機能はないようで、
ホテルで航空チケットの取り扱いはしていないとのことでした。
そこで、お勧めの旅行代理店はどこかと聞くと、
ホテルのすぐ目の前に何件か旅行代理店が固まっているエリアがあるのですが、
そこの1件「TRIVENI」という代理店を紹介してもらいました。
早速、徒歩30秒のTRIVENIに行ってみると、
何てことはない普通の小さな家族経営らしい代理店でした。
トリヴァンドラム-バンガロールの一番安い航空券は?と聞くと、
事前調査の通り、Indigoという格安航空が一番安いとの返事です。
値段も日本円で5000円くらいと、ほぼ予定通りでしたので、予約しました。
Indigoはインドの格安航空会社の一つで、最近だいぶ名を馳せてきた会社です。
先日乗ったキングフィッシャー航空も、格安の仲間の一つです。
トリヴァンドラム-バンガロールには、他にもKingFisherやJetAirなど何社か飛んでいますが、
Indigoが一番安いようです。
時間は、トリヴァンドラム17:45発で、バンガロールが18:55着。
バンガロールは空港から市内へ距離があり、タクシーで1時間はかかるので不安が残るのですが、、
ホテルを事前に予約しておけば、まったく問題はないでしょう。
今日は疲れたので、ホテルの相談は明日以降に持ち越しです。
もともとやる気のない代理店ですので、ホテルの相談をしようとすると「明日にして欲しい」と・・・
まあ1日一仕事ということで、「あせるなジャパニ」ということなのでしょう。
これでバンガロールへの道は決まったも同然ですので、
あとはカニャークマリでのんびりとした時間を過ごせばいいだけの話になりました。
やれやれです。ホテルは明日以降に要相談ですな。
この日は、ホテルSEAVIEWのレストランで食事。
Paneer Butter Masala(パニール・バター・マサラ)はとっても美味かったです。
チーズとトマト、そしてバターを使ったカレーなのですが、
インドのこれぞカレーといった風味で、思わずペロリ。
他の料理も美味しいので調子にのって注文しすぎてしまったのでした。
旅での食というものは、本当に大切&重要であるなと今更ながら再認識したんでありました。
南インド4日目
カニャークマリに着いてまだ何時間も経っていないというのに、
すっかりこの町ののんびり度合いが気に入ってしまい、
当初2泊の予定であったカニャークマリを1泊延泊の3泊にしようという考えに至り、
FULLという返答を恐れながらも、フロントで確認してみると、
すぐに「OK」という返事。ああよかった・・・と安堵感。
すぐにお金を払ってレシートもらって、3泊確約となったわけです。
続けて、バンガロールへの航空券を予約しようと思ったんですが、
ところが、このホテルは旅行代理店の機能はないようで、
ホテルで航空チケットの取り扱いはしていないとのことでした。
そこで、お勧めの旅行代理店はどこかと聞くと、
ホテルのすぐ目の前に何件か旅行代理店が固まっているエリアがあるのですが、
そこの1件「TRIVENI」という代理店を紹介してもらいました。
早速、徒歩30秒のTRIVENIに行ってみると、
何てことはない普通の小さな家族経営らしい代理店でした。
トリヴァンドラム-バンガロールの一番安い航空券は?と聞くと、
事前調査の通り、Indigoという格安航空が一番安いとの返事です。
値段も日本円で5000円くらいと、ほぼ予定通りでしたので、予約しました。
Indigoはインドの格安航空会社の一つで、最近だいぶ名を馳せてきた会社です。
先日乗ったキングフィッシャー航空も、格安の仲間の一つです。
トリヴァンドラム-バンガロールには、他にもKingFisherやJetAirなど何社か飛んでいますが、
Indigoが一番安いようです。
時間は、トリヴァンドラム17:45発で、バンガロールが18:55着。
バンガロールは空港から市内へ距離があり、タクシーで1時間はかかるので不安が残るのですが、、
ホテルを事前に予約しておけば、まったく問題はないでしょう。
今日は疲れたので、ホテルの相談は明日以降に持ち越しです。
もともとやる気のない代理店ですので、ホテルの相談をしようとすると「明日にして欲しい」と・・・
まあ1日一仕事ということで、「あせるなジャパニ」ということなのでしょう。
これでバンガロールへの道は決まったも同然ですので、
あとはカニャークマリでのんびりとした時間を過ごせばいいだけの話になりました。
やれやれです。ホテルは明日以降に要相談ですな。
この日は、ホテルSEAVIEWのレストランで食事。
Paneer Butter Masala(パニール・バター・マサラ)はとっても美味かったです。
チーズとトマト、そしてバターを使ったカレーなのですが、
インドのこれぞカレーといった風味で、思わずペロリ。
他の料理も美味しいので調子にのって注文しすぎてしまったのでした。
旅での食というものは、本当に大切&重要であるなと今更ながら再認識したんでありました。
[
2011/09/21(水) ]
2011年6月
南インド5日目
予定のカニャークマリに到着の安心感からか、ついつい寝入ってしまいました。
朝日を拝みに海まで行く予定だったんですが、
起きてみたらやや出かけるには遅い時間となっており、
やむなく部屋の窓から御来光を拝みました。
ところが水平線上には雲があり、少し遅れての日の出。
驚いたのは、かなりの人数のインド人が海岸線沿いにずらっと連なって、
みんな朝日を拝んでいることですね。
どこから来たんだろう?と思うくらいの人数がいました。それに家の屋上とかにも。

今日はここから見える沖合いの島に渡ってみることにしました。
2つあって1つはヴィーヴェーカーナンダ岩、もう一つはティルヴァッルヴァル像の岩。
ホテルの部屋から見ていると、船が最初にヴィーヴェーカーナンダ岩、次にティルヴァッルヴァル像の岩と、
巡回運行しているようです。
通常は2隻でぐるぐるし、多い時で3隻体制になっている模様。
それならば行ってみようではないかということになりますよね。
船はかなり頻発しているようで、10分おきくらいに次々と出港しては岩へ人々を運んでいきます。
そんな様子を部屋から観察して状況を確認していたのですが、
見ているのと、実際に行って見るのとではかなり様子が異なることを、
この後思い知らされることになろうとは・・・
午後にトライすることにして、
まず午前中は銀行に行ってみました。
場所はメインロードの駅近くです。
町で唯一の銀行ですから、当然トラベラーズチェックも両替OKだろうとタカをくくっていたものの、
何と、「駄目!」と断られてしまいました。
では、ドルキャッシュならどうか?
これもできないというのではないですか。いったいこの銀行はどうなっているんだろう?
恐るべしインドの銀行。因みにCANARA BANKですぞ。
「じゃあどこで両替すんの?」と聞くと、今通ってきたゲストハウスでやれということらしいのです。
銀行がそんな両替所を紹介するなんて、どうかしてる。と思いつつも、
ここはインドだし仕方がないという結論に達し、踵を返して、
名前は忘れたが、先ほど前を通過してきた怪しげなゲストハウスへ。
しかし、どう考えてもインド人の銀行員が面倒くさかったとしか思えないのですが・・・
銀行もかなりのインド人でごった返していたし・・・
さて、そのゲストハウスで両替は無事にできたのですが、
私のパスポートを持ってしばらくどこかへ消えたのと、
どこがビザのページか聞かれたことの2点が不審な点でしたね。
で、どこからか謎の両替人が現れて、お金交換するという手はずなんですが、これはマドゥライでも経験済みでしたので、まあこんなものかと。
相変わらず、よくわからないことがインドではよくあるんです。
南インド5日目
予定のカニャークマリに到着の安心感からか、ついつい寝入ってしまいました。
朝日を拝みに海まで行く予定だったんですが、
起きてみたらやや出かけるには遅い時間となっており、
やむなく部屋の窓から御来光を拝みました。
ところが水平線上には雲があり、少し遅れての日の出。
驚いたのは、かなりの人数のインド人が海岸線沿いにずらっと連なって、
みんな朝日を拝んでいることですね。
どこから来たんだろう?と思うくらいの人数がいました。それに家の屋上とかにも。

今日はここから見える沖合いの島に渡ってみることにしました。
2つあって1つはヴィーヴェーカーナンダ岩、もう一つはティルヴァッルヴァル像の岩。
ホテルの部屋から見ていると、船が最初にヴィーヴェーカーナンダ岩、次にティルヴァッルヴァル像の岩と、
巡回運行しているようです。
通常は2隻でぐるぐるし、多い時で3隻体制になっている模様。
それならば行ってみようではないかということになりますよね。
船はかなり頻発しているようで、10分おきくらいに次々と出港しては岩へ人々を運んでいきます。
そんな様子を部屋から観察して状況を確認していたのですが、
見ているのと、実際に行って見るのとではかなり様子が異なることを、
この後思い知らされることになろうとは・・・
午後にトライすることにして、
まず午前中は銀行に行ってみました。
場所はメインロードの駅近くです。
町で唯一の銀行ですから、当然トラベラーズチェックも両替OKだろうとタカをくくっていたものの、
何と、「駄目!」と断られてしまいました。
では、ドルキャッシュならどうか?
これもできないというのではないですか。いったいこの銀行はどうなっているんだろう?
恐るべしインドの銀行。因みにCANARA BANKですぞ。
「じゃあどこで両替すんの?」と聞くと、今通ってきたゲストハウスでやれということらしいのです。
銀行がそんな両替所を紹介するなんて、どうかしてる。と思いつつも、
ここはインドだし仕方がないという結論に達し、踵を返して、
名前は忘れたが、先ほど前を通過してきた怪しげなゲストハウスへ。
しかし、どう考えてもインド人の銀行員が面倒くさかったとしか思えないのですが・・・
銀行もかなりのインド人でごった返していたし・・・
さて、そのゲストハウスで両替は無事にできたのですが、
私のパスポートを持ってしばらくどこかへ消えたのと、
どこがビザのページか聞かれたことの2点が不審な点でしたね。
で、どこからか謎の両替人が現れて、お金交換するという手はずなんですが、これはマドゥライでも経験済みでしたので、まあこんなものかと。
相変わらず、よくわからないことがインドではよくあるんです。
[
2011/09/24(土) ]
2011年6月
南インド5日目
さて、今日は午前中に両替が終わったので、ひとまず安心ということで、
午後は沖合いにある、ヴィーヴェーカーナンダ岩に渡ってみることにしました。
時間としては12時ごろだったでしょうか。
クマリアマン寺院の参道から、少し脇道に入っていくと、
ヴィーヴェーカーナンダ岩へ渡るボートのチケット売り場がありました。
そこでチケットを買い、言われるがままに妙な建物の中に案内されると、
そこは遊園地の乗り物を待つような構造で、1列にインド人の列ができていました。
一番先頭には係員が鎖の柵で列を止めています。
やがて、船が接岸し、乗客が皆降りてしまうと、今度は乗船の番となりました。
列の先頭の係員が鎖を外し、列は前に進みそのまま船に乗り込むのかと思いきや、
船の手前で男女別にもう一度整列させられました。
何故、ここで男女別??などと思っていると、
船員の合図で乗船開始です。
とたんに列は総崩れ。後ろからガンガン抜かして、狭い乗船口へ我先にと殺到するインド人。
そんなに慌てなくても・・・これじゃ整列の意味ないじゃん?と思いつつと乗り込もうとしたら、
船の手前に積み上げられていた救命胴衣を、我先にと競ってインド人が取って乗り込んでいるではないですか。
我々もそれにつられて、適当な救命胴衣をゲットし船内へ。

救命胴衣が必要なほど危険な船なのかな?と一抹の不安が頭をよぎりますが、
周囲のインド人を見ていると、それを皆楽しそうに装着しているではありませんか。
危険というよりは、その救命胴衣を着けるということを楽しんでいる様子で、写真を撮ってる人も。
もちろん手に持ってるだけの人もいましたが、まあ何とも賑やかなことです。
船内は男女別ではないし、女性が優先乗船っていうわけでもないのに、
何故乗船前に列を分けたのかという謎は、わからずじまいです。
ここはインドであるということしかありませんね。
そんな船はやがて出港して、所要時間5分くらいでヴィーヴェーカーナンダ岩に到着。
波はけっこう高く、船は大きく揺れますが、
転覆の危険があるほどの揺れではなかったですね。
下船時には、救命胴衣を船を下りたところに敷かれたビニールシートの上に返していきます。
乗船より下船の方がおとなしいインド人・・何故なのでしょうか。
超満員の意味不明のクルーズは5分で終了しましたが、この時点でインド人パワーにやられ気味。
ヴィーヴェーカーナンダ岩に上陸となったわけです。
(つづく)
南インド5日目
さて、今日は午前中に両替が終わったので、ひとまず安心ということで、
午後は沖合いにある、ヴィーヴェーカーナンダ岩に渡ってみることにしました。
時間としては12時ごろだったでしょうか。
クマリアマン寺院の参道から、少し脇道に入っていくと、
ヴィーヴェーカーナンダ岩へ渡るボートのチケット売り場がありました。
そこでチケットを買い、言われるがままに妙な建物の中に案内されると、
そこは遊園地の乗り物を待つような構造で、1列にインド人の列ができていました。
一番先頭には係員が鎖の柵で列を止めています。
やがて、船が接岸し、乗客が皆降りてしまうと、今度は乗船の番となりました。
列の先頭の係員が鎖を外し、列は前に進みそのまま船に乗り込むのかと思いきや、
船の手前で男女別にもう一度整列させられました。
何故、ここで男女別??などと思っていると、
船員の合図で乗船開始です。
とたんに列は総崩れ。後ろからガンガン抜かして、狭い乗船口へ我先にと殺到するインド人。
そんなに慌てなくても・・・これじゃ整列の意味ないじゃん?と思いつつと乗り込もうとしたら、
船の手前に積み上げられていた救命胴衣を、我先にと競ってインド人が取って乗り込んでいるではないですか。
我々もそれにつられて、適当な救命胴衣をゲットし船内へ。

救命胴衣が必要なほど危険な船なのかな?と一抹の不安が頭をよぎりますが、
周囲のインド人を見ていると、それを皆楽しそうに装着しているではありませんか。
危険というよりは、その救命胴衣を着けるということを楽しんでいる様子で、写真を撮ってる人も。
もちろん手に持ってるだけの人もいましたが、まあ何とも賑やかなことです。
船内は男女別ではないし、女性が優先乗船っていうわけでもないのに、
何故乗船前に列を分けたのかという謎は、わからずじまいです。
ここはインドであるということしかありませんね。
そんな船はやがて出港して、所要時間5分くらいでヴィーヴェーカーナンダ岩に到着。
波はけっこう高く、船は大きく揺れますが、
転覆の危険があるほどの揺れではなかったですね。
下船時には、救命胴衣を船を下りたところに敷かれたビニールシートの上に返していきます。
乗船より下船の方がおとなしいインド人・・何故なのでしょうか。
超満員の意味不明のクルーズは5分で終了しましたが、この時点でインド人パワーにやられ気味。
ヴィーヴェーカーナンダ岩に上陸となったわけです。
(つづく)
関連タグ : ヴィーヴェーカーナンダ岩, カニャークマリ, 救命胴衣,
[
2011/09/27(火) ]
2011年6月
南インド5日目
難民船か?と思わせる船に揺られて5分ほどで、
救命胴衣を使用することもなく無事にヴィーヴェーカーナンダ岩に上陸できました。
上陸すると次の関門が待ち受けていました。
入場券売り場に殺到するインド人です。
この島は入場料が必要みたいですが、チケットブースの窓口は3つあるのに係員が1人しかいないという状態の所に、
列に並ばないインド人が殺到しているわけですから、我々は付け入る隙がないのでした。
それでも強引に体を列にねじこんでバトルしてみましたが、
窓口の前まで何とか辿り着くも、私の顔の前に後ろから手を伸ばしてルピー札を突き出し、
強引に先にチケットを買おうとする人の良さそうな顔をしたおばあちゃんなんかも居たりして、
もう窓口前は殺気立っているのでした。
結局私は後ろから結構抜かされて、ふと気付いて後ろをみてみると、もうほとんど人が居ない状態でした・・
それにしてもここの窓口の女の人がすごいんです。
3つの窓口を1人でこなしているんですから。
それもできる限り順番にぐるぐると、まああんだけ殺到されたら焦りますけど、そんな様子もなし。
やっと手にした入場券を握り締め、先に進んでいくと靴預け所がありました。
ここでもどうやら裸足になるようです。
インドでは裸足になる場所が多いですね。特にこういった聖なる場所では特にそうなのでしょう。
サンダル預けて番号札をもらいました。
が、この島自体は特になんてことはない場所でした。

↑島から見たカニャークマリの町
↓ヴィーヴェーカーナンダが瞑想したことの記念堂

など島をグルグルしていましたが、照り付ける直射日光のため、
裸足で歩く地面は暑く、船と上陸後のバトルで疲労困憊の状態になってきました。
なので、下の写真のティルヴァッルヴァルの像のある島へ移動しようということになったのでした。

サンダルを返してもらって、今度は乗船ということになりますが、
これまた長蛇の列・・・
ひさしのある通路が作られていて、そこに大勢の人が並んでいました。
これじゃどんだけかかることやら・・・
と思いつつ我々もその長い長い列に加わったのでした。
(つづく)
南インド5日目
難民船か?と思わせる船に揺られて5分ほどで、
救命胴衣を使用することもなく無事にヴィーヴェーカーナンダ岩に上陸できました。
上陸すると次の関門が待ち受けていました。
入場券売り場に殺到するインド人です。
この島は入場料が必要みたいですが、チケットブースの窓口は3つあるのに係員が1人しかいないという状態の所に、
列に並ばないインド人が殺到しているわけですから、我々は付け入る隙がないのでした。
それでも強引に体を列にねじこんでバトルしてみましたが、
窓口の前まで何とか辿り着くも、私の顔の前に後ろから手を伸ばしてルピー札を突き出し、
強引に先にチケットを買おうとする人の良さそうな顔をしたおばあちゃんなんかも居たりして、
もう窓口前は殺気立っているのでした。
結局私は後ろから結構抜かされて、ふと気付いて後ろをみてみると、もうほとんど人が居ない状態でした・・
それにしてもここの窓口の女の人がすごいんです。
3つの窓口を1人でこなしているんですから。
それもできる限り順番にぐるぐると、まああんだけ殺到されたら焦りますけど、そんな様子もなし。
やっと手にした入場券を握り締め、先に進んでいくと靴預け所がありました。
ここでもどうやら裸足になるようです。
インドでは裸足になる場所が多いですね。特にこういった聖なる場所では特にそうなのでしょう。
サンダル預けて番号札をもらいました。
が、この島自体は特になんてことはない場所でした。

↑島から見たカニャークマリの町
↓ヴィーヴェーカーナンダが瞑想したことの記念堂

など島をグルグルしていましたが、照り付ける直射日光のため、
裸足で歩く地面は暑く、船と上陸後のバトルで疲労困憊の状態になってきました。
なので、下の写真のティルヴァッルヴァルの像のある島へ移動しようということになったのでした。

サンダルを返してもらって、今度は乗船ということになりますが、
これまた長蛇の列・・・
ひさしのある通路が作られていて、そこに大勢の人が並んでいました。
これじゃどんだけかかることやら・・・
と思いつつ我々もその長い長い列に加わったのでした。
(つづく)
関連タグ : カニャークマリ, ヴィヴェーカーナンダ岩, ティルヴァッルヴァル像,
[
2011/09/30(金) ]
2011年6月
南インド5日目
ヴィーヴェーカーナンダ岩はまったく大したことなく、かなり疲れてきたので撤収しようということになり、
長い長い乗船の列に並んだのでした。
行きは男女別に並んだのですが、ここでは関係ないらしく男女混合で並んでいます。
我々も最後尾に付きましたが、ここからがインドのすごいところ。
日本では前の人にべったりつかないじゃないですか、
違うんですよインドは。
後ろのお若いのや、年齢わからんおじいちゃんが、私の背中に顎や口が付くんじゃないか?と思われるほど急接近。気持ち悪い・・・
それだけならまだしも、前に少しでもスペースがあるとガンガンと割り込み。横入りの連続。
これでは並んでいる意味があるんだろうか・・・?
と思えるくらい日常的に彼らは割り込んだり、割り込まれたりしているようでした。
我々が唖然としつつモタモタし、ガンガン抜かされていると、
1人のオヤジが「何やってんだお前ら!」みたいなことをヒンディー語で言ってきたので、
「ごめんね~、よくわからないからさ」と日本語でやり返すと、
案外とニコニコ許してくれました。
このインド人たちは、話を聞いてみるとカルカッタからやって来たようです。
それも一家と親戚総出での大所帯です。列車で3日掛けてやって来たとか言ってました。
一番参ったのは、日本の宗教は何?という小学生くらいの子どもの質問でした。
一応は仏教かも・・・などと答えたのですが、
核や芯となる“宗教”というものが日本人にはないというのが、どうしても理解できないようでした。
無宗教という概念がきっとないのでしょう。
彼らにはあり得ないことなのです。
こうしたところからも、日本について外から考えるよい機会を得ることができました。
旅の収穫となるのでしょうか。
横入りされ、神経戦のような様相のこの乗船列ですが、
どうにか自分たちの乗船の番になったようです。
またしても救命胴衣を一つ手に取り、乗り込みました。
その頃我々はかなり憔悴しきっており、次に停船したティルヴァッルヴァル像のある島では、
下船する気がなくなってしまいました。
せっかく来ていながら惜しい気もするのですが、何故か疲労困憊し座ったままでした。
先ほどのインド人の家族にも誘われましたが、今回はパスです。
結局船に乗るために並んだということしかしていないまま、戻ってきたわけでした。
なんとも恐るべし難民船とも言える状態の、この船に揺られただけで、
このジャパニたちはやられてしまったのでした。
南インド5日目
ヴィーヴェーカーナンダ岩はまったく大したことなく、かなり疲れてきたので撤収しようということになり、
長い長い乗船の列に並んだのでした。
行きは男女別に並んだのですが、ここでは関係ないらしく男女混合で並んでいます。
我々も最後尾に付きましたが、ここからがインドのすごいところ。
日本では前の人にべったりつかないじゃないですか、
違うんですよインドは。
後ろのお若いのや、年齢わからんおじいちゃんが、私の背中に顎や口が付くんじゃないか?と思われるほど急接近。気持ち悪い・・・
それだけならまだしも、前に少しでもスペースがあるとガンガンと割り込み。横入りの連続。
これでは並んでいる意味があるんだろうか・・・?
と思えるくらい日常的に彼らは割り込んだり、割り込まれたりしているようでした。
我々が唖然としつつモタモタし、ガンガン抜かされていると、
1人のオヤジが「何やってんだお前ら!」みたいなことをヒンディー語で言ってきたので、
「ごめんね~、よくわからないからさ」と日本語でやり返すと、
案外とニコニコ許してくれました。
このインド人たちは、話を聞いてみるとカルカッタからやって来たようです。
それも一家と親戚総出での大所帯です。列車で3日掛けてやって来たとか言ってました。
一番参ったのは、日本の宗教は何?という小学生くらいの子どもの質問でした。
一応は仏教かも・・・などと答えたのですが、
核や芯となる“宗教”というものが日本人にはないというのが、どうしても理解できないようでした。
無宗教という概念がきっとないのでしょう。
彼らにはあり得ないことなのです。
こうしたところからも、日本について外から考えるよい機会を得ることができました。
旅の収穫となるのでしょうか。
横入りされ、神経戦のような様相のこの乗船列ですが、
どうにか自分たちの乗船の番になったようです。
またしても救命胴衣を一つ手に取り、乗り込みました。
その頃我々はかなり憔悴しきっており、次に停船したティルヴァッルヴァル像のある島では、
下船する気がなくなってしまいました。
せっかく来ていながら惜しい気もするのですが、何故か疲労困憊し座ったままでした。
先ほどのインド人の家族にも誘われましたが、今回はパスです。
結局船に乗るために並んだということしかしていないまま、戻ってきたわけでした。
なんとも恐るべし難民船とも言える状態の、この船に揺られただけで、
このジャパニたちはやられてしまったのでした。
関連タグ : ヴィーヴェーカーナンダ岩, ティルヴァッルヴァル像,