ラジダーニエクスプレスはボンベイへ

ここでは、「ラジダーニエクスプレスはボンベイへ」 に関する記事を紹介しています。
1995年2月23日のこと

こうしてデリーを離れたラジダーニエクスプレスは、闇の中を走り、
一路ボンベイ(ムンバイ)に向かいました。
インドの夜行列車は当然初めてです。

車内では、水などが配られました。
最初は、この水を貰っていいのかわからなかったのですが、
運賃に含まれていて、後ほど食事というか軽食も出るとのことで、一安心。
後からいろんなお金を請求されることに、懲りていたので、このあたりの警戒心はもう根付いていたようです。
この後確かに、食事は出ました。
でも、何が出たのかはよく覚えていません。

お水については、駅などでよく売っているのは、ペットボトルの蓋がしっかり閉まっているか確認してからになりました。
これは、インドの子どもが、そこら辺の蛇口から空のペットボトルに水を汲んで、もう一度蓋を閉めて、再販売しているのを目撃してしまったからです。
そんな水を飲んでしまったら・・・と考えると恐ろしくなりますね。
ペットボトルの蓋はしっかり確認と。

ラジダーニは、ボンベイへ向けて走り続けますが、窓の外は全くの闇。
何も見えない景色を見ているうちに、眠たくなってきました。
荷物がしっかりと、棚にチェーンロックで結ばれているのを確認して、ウトウト眠りました。
2等座席はリクライニング式になっています。
(タイの2等座席に似ています)

何時間経ったのでしょうか。
インド人がヒンディー語で怒鳴り合っている声で目が覚めます。
目を開いて、周囲の様子を窺ってみると、どうやら車掌と乗客がやり合っています。
インドでは暴力事件は少ないと聞いていたのですが、
知らない言語での怒鳴り合いというのは、見ていて不安になるものがありますね。
まったく何を言っているのかわからないし、顛末を見ていないので、想像もつかず・・
ただただ、傍観するのみです。
いやあ、怖かったですよ。周りにもインド人は居たのですが、とめる様子もないし・・
なので、そんなに大した話じゃなかったのだな、と今になって思うのですが、
当時は、ただでさえ初めての海外旅行で不安なのに、こんな状況になると、ますます不安は増殖していきます。

喧嘩が収まると、また知らないうちに、眠りにつき、
気が付くと外は明るくなっておりました。
ふと自分の荷物に目をやると・・・・ありました。
「ああよかった・・・」と心の中でつぶやいたのでした。

ほぼ定刻にラジダーニエクスプレスは、ボンベイ(ムンバイ)のセントラル駅に到着。
インド一人旅の夜行列車移動という関門を、突破したのでした。
(慣れれば全然大丈夫なんですが・・・)

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://nanginet.blog.fc2.com/tb.php/319-9e3088d4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック